加藤周一

 文学、哲学、評論、美術などそれぞれの分野で活躍した文化人や研究者の中には、「ヒロシマ・ナガサキ」「反核」を巡る経験や認識が一つの重しとなり、言動や作品に結実した人がいる。その人物像をあらためて掘り下げることで、今なお紛争が絶えず、核兵器廃絶を果たせない現代社会への問いかけとしたい。(編集委員・道面雅量)